うどん県旅行記・6
投稿するの忘れてた笑
もーもたろさん、ももたろさん!
おこしにつけたきーびだんご
ひとつーわたしにくださいな!
ということで朝起きると曇天!鬼ヶ島日和!
そしてあれだけ食べたのに朝にはお腹が空いている人うどんの神秘!
ホテルをチェックアウトして30分ほど歩いた。
ら、もう列ができていて震える。
朝ごはんはもちろんうどんだ。
こちらは孤独のグルメなどにも登場したお店なんだとか。今までのうどん屋さんのどこよりも忙しない。
かけの小にコロッケをいただく。
店内は狭い上にめんを自分で湯掻いてつゆを入れなければならない。
滞在時間は5分をきっていたと思う。
朝イチのうどん、しみました。
つゆがやさしい。コロッケも味がしっかりついていた。うどんは細めながらも小麦の香りがしっかりして美味しい。

朝からあったかいものを食べるとほかほかする。
うどん屋から歩いて15分くらいの駅に行くと

神社と合体しているような駅であった。
こんな駅みたことない。すごい。駅は無人駅で誰もいない。ホームの後ろにはお社が見えている。なんとなくこわい。夜1人ではいたくないホームだ。

しばらくすると電車が来た。
さあここからが勝負なのだ。
鬼ヶ島行きの船は8時出港なのに、この電車が高松駅に着くのは7:55という。
ちなみにこの船を逃すと1時間くらい船がない。
幸い駅を出てすぐに高松港はこちらという看板があったのでそちらへ向かった。
女木島、とかかれている方へ向かうと大きな船が。人々は乗り込み終え、もう出るだけ、みたいな雰囲気だ。
船員ぽい人に乗りたいんですが!!というと出港3分前にやって来た迷惑な客にも関わらず、笑いながらまだ大丈夫だから向かうでチケット買ってきなーと教えてくれる。まじか!?とチケット売り場へ。
片道チケットを手に飛び乗る瞬間に撮った写真がこちら。

ギリギリセーフであった。余裕をもっていきたいものだ。

しゅっこう!!!いざ鬼ヶ島へ!!!!

遠ざかる高松。かもめが飛んでいる。
あれがたぶん、鬼ヶ島!!うおー!!島だ!!

船に乗って島に行くのはもしかしたらはじめてかもしれない!!どんどん近づいていく!!
20分ほどで上陸である!!!!

船、横から見るとこんな感じなんだな。
ということで鬼退治である。ここには鬼が住んだという洞窟があり、中を見学できるんだとか。
うおー!!鬼はどこじゃー!!鬼はー!!
どこじゃああああああ!!!!!!
鬼の館に突然じゃあああああああああああ!!

にゃん。
鬼はおらず、にゃんがおりました。にゃん。
お客様ーのーがめっちゃ好きだし本当に猫が座っているのが面白かった。
鬼の館のスタッフもおじちゃんで、鬼の洞窟にはどうやって行くのが良いですか?ってレンタサイクルの目の前できいたら、シャトルバスだな〜と言われた。
じゃあこの大量のレンタサイクルはいったい…と思いつつ、言われるがままバスのチケットを買う。
レンタサイクルでも良かったかな〜と思っていたのは束の間のこと。バスに乗るとありえないしからいの急な坂の山道をがんがん上がっていく。これは絶対サイクルでは無理だわ。バスだわ。バスでよかった。バスじゃないとあかん。よかった。
ちなみにバスの乗客は私と何かのアニメの聖地巡礼にきたっぽい高校生男子2人と老夫婦だけだった。

ということでつきましたといわれて、階段の前で降ろされる。つまり階段をのぼれということのようだ。ひい。もう昨日のこんぴらさんで階段恐怖症になっている私はまじかーと立ちすくむ。
みんなずんずん上がっていく。あわてて私も後を追った。


上の方から我々を見下ろす鬼たち。
こう、日本昔話から飛び出てきたような鬼たちだ。どこか懐かしい。

階段をのぼると、良い景色。鬼ヶ島日和だ。
鬼の洞窟の前ではおじいさんがいて、問答無用で洞窟の前で写真を撮ってくれる。
私はどすっぴん、ぼさぼさの髪、パジャマのような服だったので遠慮しておきたかったが、記念ですから〜と言われてパシャリ。
私こそが鬼、みたいな写真が撮れた。
鬼退治ではなく里帰りだったのかもしれない。



うお〜ただいま〜というテンションで入ってみるんだけど、これがまあ暗くて静かでとても怖い。
入り口からして怖かったんだけど中は本当に鬼が棲んでいそうな雰囲気だ。


しかも薄暗闇の中に大量の鬼瓦が飾られている。地元の学生の作品らしい。コミカルな表情のものとあるが、なんかこう数があると怖い。

あとところどころにいる日本昔話風の鬼ですら怖い。だってこの暗い空間に私と鬼しかいないんだもの。男子高校生たちと老夫婦も入っていったのに彼らの足が早いのか全然会わない。
洞窟は屈んで入らなければならないところもあり探検をしている感じがして楽しかった。あと鬼が本当にいたかのようにそれぞれな空間に対して説明書きがしてあり面白かった。


1番怖かったのはこれ。監禁室。攫ってきた女子供を監禁した場所。の。

奥の人形。ホラーだよ。やめてー、、。
人形だとわかっているがこわい。表情もこわい。
なんならこの前のシモンさんちの人形より怖い。
ここに1人で長居することは難しい。
ずんずん進んで1番奥は鬼大将の部屋。

の入り口はこれ。
隙間なのでは??
大柄の男性などは入れないかもしれない入り口。
なのに、なかには大きな鬼の人形があるという不思議。この人形ここで作ったのかな。じゃないとおかしい。とりあえず鬼退治は完了したしここは1人でいるのはとてもこわい。
言語化できないがなぜかこわいのである。
かえるをみつけてなんだかほっとした。

作り物のように動かないかえる。暗いから黒色なんだろうか。
兎にも角にもやっと出口が見えてきた。


後ろを振り返る。
決して1人では、入りたくない暗闇ですね。
バスの時間までまだ時間があったので展望台を目指してみることにした。が、すごいワイルドな階段!こんぴら階段再び。
昨日こちとらこんぴらってるわけ。
ということは筋肉痛なわけなのだが、仕方ない。

きっと素敵な眺望が。待っている、はず。

うおおおお。
曇天ではあるが綺麗に向こう側まで見える。
上までくるとこんな展望台があるので登ってみたりして。




高いところというのはやはり気持ちが良い。
しばらく景色を楽しみ、帰りはまた階段に苦しめられる。太ももよがんばれ。

迎えのバスが来たので乗り込む。

さようなら鬼。
船の時間までまだあるのでしばらく探索をした。


綺麗な海。ぼーっと波の音を聴く。
人生はいつか終わるが、海だけは終わらないのだーあーあーあーという歌があったな。


島を歩くとにゃんがたくさんいてとても癒された。安心して寛いでいる。
島は大きな石垣で道を示されており歩いているだけでわくわくした。風が強いから高く石垣を積んでいるんだとか。


ジブリに出てきそうな場所。

島にはなにかのアート作品が置かれていたりしてそれと面白かった。大量のかもめなど。

これは鬼がやってくる船をみている像。
灯台の先にある。
海をみるとたくさんの、魚が。大きな鯛のようなものも目視できた。釣りがしたいな。楽しそう。
自然豊かな静かな島でぼーっとするにはちょうどよい感じだったが、島のあちこちに怖い逸話があったりしてドキドキした。




そうこうしていると帰りの船が。こうして私の鬼退治は幕を閉じたのであった。

帰る前に、もう一杯うどんを食べたい。
そんなときにはここ!
高松駅前!
めりけんや 高松駅前店
香川県高松市西の丸町6-20
https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37002284/

30分後に乗りたい電車が出るという緊張感の中並びかきこんだうどん!
美味しかった〜〜〜!
駅弁を食べるならラストうどんをかきこみたい!
ということでうどん県旅行記はおわり!
サンライズに乗れたし行きたいところには行けたし好きなだけ食べたし体は自由に動いてなんでもできたのでとてもよかった!
サンライズ!またのりたい!
うどん県旅行記・5
琴電瓦町に本日の宿があるのでがたんごとん揺られながら向かう。
そしていつのまにか気持ち良く寝てしまっていた。のどかな電車である。
瓦町に着くとお腹が空いていた。
そういえば私、まだ釜玉うどんを食べていないぞ!?!ということに気付く。
うどんで1番好きなのは釜玉うどんだというのに。好きなうどんの食べ方は釜玉だというのに。
うし!!!!
釜玉うどん、食べに行こう!!!!
ということで本日の宿とは正反対の方へとずんずん向かう。
本日3食目のうどんは、手打十段 うどんバカ一代。

https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000242/
時間も時間なので並びはなし。
近所のおばちゃんがビニール袋に大量のうどんを入れたものを持って出てきた。地元の人はああしてうどんを持ち帰るのだろうか。
中に入ると壁紙がサイン色紙のようになっていてすごい。
こちらに来たら釜バターうどんと決めていて、小を注文して少し待つ。
するともうこれは絶対美味しいという見た目のうどんがやってきた。卵は自分で割り醤油とともにかきまぜる。

もっちもちのうどん。
そちらに卵、バターの風味に黒胡椒の香りがあわさってとてもおいしい。
釜玉うどんにバターは食べたことがなかったが、美味しいに決まっていて、やはり大層美味しかった。
こんなうどん、永遠に食べられる。ずっと食べていたい。そしてやっぱり釜玉が1番好きだ。そしてここのうどんが個人的には1番好きだった。お箸で挟むともちーんと伸びるうどんを食べたのははじめて。うどんってのびるんだ。
もちもちでのびるのにこしがあるという、もはやあれはうどんだったのだろうか。
新しい食べ物なのでは、というくらいの衝撃だった。
小にしたのでまだまだお腹に余裕がある。
ホテルに荷物を置いてから飲みに行こうと再び駅の方へ。

かわいい。
ポケモンら詳しくないがこのヤドンというポケモンがとてもかわいいということはわかる。
しかもヤドンとうどんの語感が似ているというだけで、ヤドンはコラボしてるのだそう。
そういうところも好きだ。
さて、そんなこんなでホテルに荷物を置いて周辺を散策がてら歩く。
せっかく香川に来たので骨付鳥を食べたい。
近くに良さげなお店があったので入ってみた。

まずはおビール。
ジョッキはがんがんに冷えている。しみいる。
とりあえず鶏のたたきと骨付鳥を注文してみた。
おやどりとひなどりを選ぶ仕組みらしい。
ひなどりにしてみた。
鶏のたたきってたぶんはじめて食べたと思う。
鶏肉ってあんまり生で食べないものな。
柔らかくさっぱりとしていて美味しい。
まわりが軽く炙ってあり香ばしさも味わえる。
生肉が食べられるようになったのはお酒の味を覚えてからだ。
私も大きくなったもんだなも思いつつグラスをあけておかわりを貰うと、時同じくして骨付鳥がやってきた。

食べやすくカットされている!
齧り付きたい気持ちもあったが、やっぱりカットされている方が食べやすい。
そして骨付鳥、想像以上に美味しいぞ!!??
なんだこれは。
ただ焼いた鳥というわけではなく、甘辛いタレがスパイスと炭焼きの香ばしさを纏って優勝している。そしてこれは、おそろしくビールにあう。
鳥の下にはなぜかパスタが敷いてあり、不思議に思いながら食べるとこのパスタがまた美味しい。鳥の油とタレが絡まっている。罪深きうまみ。
ぐびぐびぐびぐび。
お肉を食べたのでお魚も食べたい気持ちになる。
お刺身とか食べたい。オリーブハマチとか食べたい。
ということでお店をかえることにした。
2軒目は粋な海鮮酒場。

地元の人で賑わっている感じ。会社の懇親会とかに良さそうだ。
お刺身の盛り合わせと、せっかくなので香川のお酒もいただいた。
川鶴というらしい。
どどん。
オリーブハマチも鎮座している。
オリーブハマチはオリーブのまざった餌で育てられたハマチで香川の名物のひとつのようだ。
ちなみに川鶴もオリーブの実から作られたお酒らしい。ほえー。どんな味なんだろうか。
オリーブハマチはあっさりとしつつもうまみがある、するっとさっぱりしたお味。
川鶴は川鶴で日本酒の味がするが口に含んだ時はワインのような感じがして面白かった。
うどんうどんと頭の中がうどんだらけだったがお肉もお魚も美味しい。
飲んで食べて満足したので最後に〆に入ろうということでやってきたのは
鶴丸https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000044/
こちらのカレーうどんが美味しいらしいのだそうだ。ちなみに開店前から40人くらい並んでいた。
それこそ名前が刀剣ぽいので、おそらくにっかり青江に対面してきたのであろう女の子たちがちらほら見かけられた。

一日中歩きこんぴらさんをのぼったにしても、相当食べてしまっている。
お腹もいっぱいになりかけだが
カレーのスパイシーな香りに一気に食欲が掻き立てられる不思議。
カレーは飲み物だし、うどんも、飲み物といえば飲み物だものな。
こちらのうどんももちもちしておりとても美味しかった。こしもすごかった。温かいうどんなのにこのこしは一体…どこから…?
するすると食べ終えてしまう自分がこわい。
そんなこんなでホテルに戻りシャワーを浴びてすぐに眠りについたのでした。
1日目に食べたうどんは4店舗(6玉)。
大健闘である。
うどん県旅行記・4
こんぴらさんにはとても長い階段がある、ということはうすらぼんやり知っていた。
しかしその階段とはどれほどのものなのだろうか。うどんで重くなったリュックを背負って行かれるようなところなのだろうか。
不安だったので電車の中で調べると、
1368段とのこと。
うーむ。これは、無理だ。
うどんはロッカーに預けることにした。そして、これは英断であった。自分を褒めてあげたい。
ということで琴平駅のロッカーにうどんとつゆを置き身軽になったので元気よく金刀比羅神社へと向かった。

金比羅参り。
よく水戸黄門とかで出てきたような気がする。茶屋とかで団子を頼んでひと息ついたりしてね。
私はお茶よりおビールをいただきたいなと思いながら向かう。

川を渡ると参道が始まったようで右に左に様々なお店が並んでいた。

まだ割と平だなと思いながら歩いていくと突き刺された大量の杖が。レンタルらしい。不穏だ。

杖をつかなければ…登れないかもしれないってこと?黄門さまスタイルでいくべきなのか?ガチでやばいってこと?
と頭のなかでビビりながらも、いやいける!と!
最近ジムに行ってるし!いこう!
ということで私は丸腰で石段に足を踏み入れたわけである。

いざ、こんぴら参る!!!!
最初はね、おやおやこんなもんかね?という感じでした。

でもだんだん、様子がね、おかしくなってくるのだ。
100段目くらいですでに息が上がっていた。
まだ1/10も達していない。

おかしいよ、ここ。延々と続く石段。
まだどこにも参れていないのに早くも心が折れかけてきた。
1人黙々と階段を上がり続ける私。
ようやく参れそうな雰囲気は出てきた!

これがたぶん、大門。
どどーん。
もういいかな、帰ろうかなと思い始めたが、せっかく来たんだからがんばりなよとかわいい犬が応援してくれているような気がして、もう少し登ってみようかなと思い直す。
このコミカルな感じがとてもよい。
こんぴらいぬ。
こんぴら参りをしたわんこをそう呼ぶそうな。
江戸時代、やはりこんぴらまで行くのが大変だったので、向かう人に自分のわんこを託し、代わりにお参りさせたのだそう。
偉いわんこだね。

うちの犬にはとてもじゃないがこの階段はのぼれなさそうだ、と再び現れた見事な石段に絶望していると、修学旅行なのでしょうか。
男子高校生達が駆け上がっていくのに、しみじみと歳を感じた。
なんて元気なんだ。
いや私高校生の時もあんな元気なかったわ。
高校の時も今も特に変わりはないような気すらする。
つまりだらけぐせがあり怠惰であるものの心身健康だということ。
素晴らしいことじゃないか。
頑張ろう。

ということで旭社に辿り着く。
お参りしたがたぶんまだ上がある。
汗だくだったのでタオルで顔をふき水をがぶ飲みした。
せっかくここまで来たのだ。
1番上まで行ってみようじゃないか。
さっきまで帰ろうとしていたのになぜか前向きになる私。御朱印もいただきたいし、両親に黄色のお守りも買って帰りたい。

いざ!!!!
そんな前向きな心を折にくるかのようなこの石段。おかしいよ、ここ。こんな石段、当たり前みたいに!!!!
高校生達はラスト、ダッシュとかいってまたものすごい勢いで登っていく。意味がわからない。
でも登るしかない。登るってきめたんだろ?こっからだろ?
ということでなんとかかんとか、御本宮へ到着!
いやあ、もう疲れた。疲れました。足がとても疲れた。みて、この景色。もう山登りの景色だよ。
私は山登りをしている??
疲れすぎて変なテンションになりつつも、家内安全と健康を祈る。
御朱印とお守りもいただいた。
黄色のお守り、ご利益ありそう。


御朱印はさまざまな種類があり迷ってしまった。
配布するタイプだったのでよかった。御朱印帳を忘れてしまっていたので。
さて、大きな木を見上げつつ腹をきめる。
1番上まで、いこう。

だって次、いつ来るかわからないじゃないか。
せっかくだ。お参りしよう。

さっきまで結構人がいたのにここにきて人がまばらになる。
本格的に1人山登りみたいになってきた。

石段をのぼり、石段をのぼる。
いまどこらへんなのか、あとどのくらいで終わるのかわからないまま、足だけを動かす。
足を進めれば前に進むのだ。
何も考えないでただただ歩く。
お社がみえるたび、終わりか?!と思い、ただの通過点だとわかって絶望するを繰り返す。
手すりもないしたまに崩れかけっぽいところもあり、たしかに杖があったほうが安全かもしれない。
そうこうしているうちになんとか着きまして
ここが、奥社です。
ほんとうに大変だった。お参りをする前にベンチでひと休み。疲れすぎた。
こちらでも家内安全と健康を祈る。
奥社には奥社のお守りと御朱印がありそちらもいただいた。


かっくいー。
こちらは天狗の彫られた岩壁がもとになったデザインなのだな。

修験者達の信仰した天狗たち。
それにしても高い。よくのぼった。つらかった。疲れた。
でもここまで来られてよかった。
ということで帰りも階段である。
のぼってきた数だけ下るのですよ。
下る途中3人くらいの人にあとどのくらいですかって声をかけられた。
わかるよその気持ち。
そしてくだりもなかなか疲れるよ。もう、へとへとだよ。

ちょっとどこかで休憩したいぞということで

おいっす!おつかれさまです!!!!!
讃岐生ビールとしょうゆ豆のセットをば。
1368段の後のビールは美味しすぎて震えたね。
喉がなったもんな。
CMのような飲みっぷりにお店の女将さんにもよかったねと笑われてしまった。
女将さんは気さくな方で、ひとり旅ですか?と話しかけてきた。そうなんです〜と答えると、目をきらきらさせながら、もしかして刀を見に来たんですか?ときいてきた。
刀……?
なんでも丸亀で3年に1度しか見られない刀が展示されているんだとか。
にっかり青江というんですよ〜とのこと。
そうなんだ!!!!!!!
はい、勿論にっかり青江は存じております。
(ちなみに私の推しの槍と刀は福岡にいます。1年に1度隣同士で展示されるんですが)
女将さんは本当に粋な方で、ビールのコースターをにっかり青江と所縁のある幽霊にしてくださっていたのだった。

なんて素敵な。
確か女の幽霊がにっかりわらいながら近づいてきたら斬ったみたいな話だった。
こんなコースターでビールを出された日にゃ
私が青江を推していたら泣いていたよ!!!!

とても良い気持ちで外に出たものの、足がな。
朝から酷使しすぎました。棒のよう。
なんか温泉にでも入りたいなと思っていると。
足湯があった!!!!

ちょうどよいところに!!
ちょうどよすぎて何かの罠のようだが、大変ありがたい。そしてしばらく浸かると足の痛みが嘘のように消えた。温泉ってすごい。
気持ちよかった。
再び歩き出すと今度は大きな酒が現る。

金陵はこんぴらさんの御神酒も作っており、こんぴらさんのベンチにはこの名前が載っていた。
参道にあるのか!さすがだ。
そしてこういうところには、必ず飲み比べ的な、あれがあるはず。

ありました!!!!
3種飲み比べのできるコインをいただき、いざ!
個人的には楠神というお酒が香り高く美味しかった。買おうかなと思い、とどまる。
私にはうどんとつゆが待っているのだ。
これ以上リュックを重くするわけには。
帰りは路地裏を通り猫にみつめられながら琴平駅へ。
うどんとつゆを引き取り琴電に乗り込んだ。
うどん県旅行記・3
大きな人形の存在にびびりちらかしつつ視線を横に向けると今度は長髪で髭のおじさまの人形をみつけてしまう。
なんだここは。どういうことなのだ。
突然の2体の歓迎に固まる私を女性2人がにこにこ温かな笑顔で迎えてくれた。
ちなみに館内の写真や人形たちの撮影可能だがインターネットへの掲載は不可とのことなので、なんとか少ない語彙を駆使してここに書き記そうと思う。
ちなみにホームページには掲載されているのでそちらをご確認ください。
とりあえずチケットを貰おうと人形から女性たちへと向き直ると、鎌田ミュージアムスタンプラリーというものの説明をされる。
なんでも人形館と醤油画資料館と郷土博物館に行くとオリジナルグッズが貰えるらしい。
郷土博物館に行く時間はもしかしたらないかもしれません…と正直に伝えると、じゃあ行ったってことにしましょう!ね!あなたどちらからいらしたのん?あら、神奈川!それじゃあまたいらして、というのも大変だもの!ね!そういうことにしましょう!ということで、そういうことになった。
ご親切をありがたく受け入れ、まずは醤油画資料館へ。
先ほどの重要文化財っぽい建物へ案内いただくと、やっぱりそこは登録有形文化財であった!!!!
なんでも江戸末期に建てられたものらしく、もともとここでお醤油屋さんをしていた建物なんだとか。どっしりとした大黒柱、大きな樽、天井の梁の美しさ。建物だけでも見どころがいっぱいだ。
それで、醤油画って、なあに?という感じなのだが、実はそんなものは存在しないのである。
醤油画という文化があたかも存在したかのように資料を展示している、という、資料館が、この醤油画資料館なのだった。
私のようなおばかは、へえ、そんな文化があったんだ!弘法大師が日本に伝えたのか!ほう!と信じてしまうので危険だが、そういうアートなのだそうだ。
斬新すぎる。意味がわからない(褒め言葉)
大人の本気の悪ふざけをみせつけられた気持ち。
いっそここまでくると清々しい。
まさか登録文化財もこんな使われかたするとは思ってもみなかったろう。
くらくらしながら人形館へ戻ると、再び女性が出迎えてくれる。スリッパにはきかえて中へ。
人形は動きません、なんていう大真面目な注意書きが逆に怖い。
職員の女性はにこにこしながら、ここの館には扉があって開くとお人形が隠れています、探してみてください、なんていう。部屋に堂々といるものもあれば隠れているものもあるとは。全部で20数体の人形がここにはいるらしい。
広々とした洋館は、もともとは迎賓館として使われていたそうなのだが、今は人形たちのすみかというわけだ。人形たちも館の主人として、客人である私を迎え入れてくれている感じがした。
つまり、それほど悪い場所ではなかったのだ。
見学者は私1人だったが怖くもなかった。
静かで柔らかな空間。
人形の大きさは人と同じくらいで、人形という言葉をきいて思い浮かべるような人形もあったが、ほとんどが今までみたことのないような人形だった。
途中まで人形なのだが途中から人形の中身が見えていたりやけにしっかりいちもつがあったり天使のようであったり下着姿だったり欠損していたり半分しかなかったり。
だけどそれでいい。それがいい。
人形たちは満足げだった。
部屋にはそれぞれ音楽がかけられていた。
そのなかで、あれ?なんか知ってるぞこの曲、と思ったらニーナ・シモンだった。
彼女の歌声が空間に染み渡って広がっていく。
大きな机には四谷シモンの著書などもあった。
私は彼のことは存じ上げなかったのだが、この旅の中でも特に強烈な印象を持ったので、今後彼の作品展などがあったら行きたいと思った。
全ての人形と対面した私が館を出ようとすると職員の女性がオリジナルグッズの受け取り場所を丁寧に教えてくれた。とても親切な人だったな。
言われた通り向かうと大きな会社が。カードをみせてだし醤油を貰った。
お土産につゆもいくつか購入する。試飲させてもらったがとても美味しいだしだった。

その時点で11:15。そろそろ頃合い。
日の出製麺所へ向かう。https://tabelog.com/kagawa/A3702/A370201/37000016/
歩いていると向こうの方に人がやけに集まっている場所が。既に4.50人が並んでいた。

日の出製麺所は11:30-12:30のみ店内でうどんが食べられるお店で、先着100名は特別な小麦を使った特別なうどんが供されるとのこと。讃岐の夢?とかそんな名前だっだと思う。

私は幸いその100名のなかに入れたようだ。よかった。いそいそと並ぶとちょうど開店前で、並んでいるとお店の人に注文内容をきかれる。
私はうどんだと釜玉が1番好きだ。
がもうのうどんはおつゆが最高だときいていたのでかけにしたが、日の出製麺所では釜玉ときめていた。
きめていた、、、んだけど。
この日はとっても良いお天気だったのである。
そして私は歩いて歩いて歩いているわけなのだ。
冷たいうどんが、食べたい。食べたい!!
冷のかけ、中をオーダーした!
結果とてもよかった。

つややかなうどんがきらきら輝きながらやってきた。
机の上の卵や天ぷらなどは好きに食べでよくて会計時に自己申告するスタイル。
温泉卵を割り入れ、あげとねぎと七味としょうが、そして卓上の冷たいつゆをかけてすする。
すごいコシ。そしてやはりうどんがあまい。するすると入ってしまう。冷たいうどんの喉越しがこれまた。うどん、うまい。うどん。うまい。
うどん、うまい!!!!!!
気づいたらなくなっていた。一瞬だった。
しかしここのうどんもすごく美味しかった。美味しかったのでお土産のうどんもここでたくさん購入す。
だし醤油とつゆとうどんでリュックがずしっと重くなったが、駅までダッシュ。
12時発の電車に乗りたいのである。
これを逃すと1時間くらい電車がこないので。

ヤドンマンホールを激写しつつ、なんとか電車に飛び乗る。
向かうは、こんぴらさん。
本当は鬼ヶ島に向かおうと思っていたのだが、ここから少し遠いのと、この日はとても良い天気だったので、今日ではない!となった。
鬼ヶ島はやはりどんより曇った日にいきたい。
こんな良い天気の日は、こんぴら参りなのだ!
うどん県旅行記・2
サンライズ瀬戸。6時頃にぱちっと目が覚めた。一瞬ここはどこだ?と思い、サンライズだ!と思って嬉しくなる。
窓を開けると、そこは、田園地帯だった。
どこだか知らないがとても良いぞ!と思いながらトイレに向かい、水を飲み飲み、備えつけられたコンセントで充電しておいたスマホをいじる。
そういや、今日なにするんだっけ。
おそろしくなんにも計画がない。
とりあえずいろんなうどん食べたいよな、ということでうどん屋を調べた。
そうこうしているうちに外の景色に海がまじりはじめる。

とても綺麗だ。ということはそろそろうどん県も近づいてきているのかもしれない。
最初にどのうどん屋さんに行くべきか、決めなければ。調べてみると、うどん屋さんは混むところが多そうで、時間も早く終わるところが多そう、ということがわかった。
それで1番混みそうなうどん屋さんに最初に行っておくことにした。開店時間は朝の8時半。お腹が空いてきた。
そうこうしているうちにサンライズが瀬戸大橋を通りはじめた。

おおおおおおお!!??!こ、これは!!!
明けはじめの空色と瀬戸内海の青色が綺麗だ。
海に浮かぶ島の形もとても良い。
列車は淡々と進み、景色はするすると動いていく。サンライズ瀬戸、良い!!!!と改めてしみじみ思った。朝から良いものをみた。
今日、良い日になりそう!なんてジブリの主人公並に健やかに思いながら降りる準備をはじめる。
もともと高松駅までの切符を買っていたが途中で降りた方が良さそうなのだ。
坂出という駅で降りた。電車の発車メロディがたぶん瀬戸の花嫁。なんだか耳に残る曲だなと思いながら鴨川という駅に向かう。
鴨川は無人駅。最初のうどんまでは徒歩20分とのこと。川沿いを歩く。1時間890円の潰れかけのラブホなどを眺めつつずんずんと向かう。
うどん県に行くという話をすると、車で行かなきゃきつくない?という反応を貰うことが多かった。

なぜなのか。
まさか山の上とかじゃないよな、と思いながらずんずん歩く。と。人がたくさんいる場所についた。徒歩10分くらいで着いたような気がする。

讃岐うどん がもう
https://tabelog.com/kagawa/A3702/A370201/37000019/
8時頃に到着したのだが既に10数名が並んでいた。先頭は常連の地元のおじいちゃんおばあちゃんたちのようだ。彼らのおしゃべりによると、ここは、うどんもそうだが、おつゆが美味しいらしい。
8時半開店らしいのだが8時15分頃には開店したように思う。東京ディズニーランドみたい。
常連のおじいちゃんたちが、あったかいかけ、中!と言っていたので、私もそれにしようと準備する。
店内に席はほとんどなく、店の前にたくさんおかれたベンチでうどんを食べるスタイルのようだ。晴れていてよかった。
中に入ると大きな鍋でうどんを茹でるおじいちゃんがいて、無言で目を向けられる。あったかいかけ、中!というとどんぶりに入ったほかほかつるつるのうどんを渡された。すでに、見るからに美味しそうである。
会計するところの横に天ぷらや卵が置いてあってそこで好きなものを取るようだ。海老天とあげと温泉卵を丼にいれ、会計を済ませてから、みようみまねで、天かすや青葱、そしてあついつゆをかける。後はいそいそとお店の外へ。
近くのベンチに座って、改めて自分のうどんと向き合う。

いやはや、やはり見るからに美味しそうである。
ずるずる啜る。うわあ、美味しい。なんだこれは。という、うどんだった。甘いのだなんか。うまいのだなんか。優しいつゆの味。やわらかなだし。しみいる。温泉卵とねぎと絡めると止まらなかった。甘いあげと食べても美味しい。というか、うどんてこんなにつるつるでしたっけ?もちもちなのでしたっけ?
そして、中、というのは二玉ということらしいのだが、気づいたらするりと食べ終わっていた。
おそろしきうどん県のうどん。
満足感が半端ない。なんか朝からとても美味しいものを食べた。良いものを食べた。そういう幸福感でいっぱいだった。
器を戻して店を出ると行列はぐんぐん伸びていた。広大な駐車場も埋まりかけている。
やはり美味しいうどんのもとに人は集うのだなぁと思いつつ、これからどうしようかと歩く。
なんだか良い神社があったのでお参りをした。

さて、2軒目に行きたいうどん屋さんは昼の11時半から1時間しかうどんが食べられないそうだ。さすがに時間が空きすぎている。
うどん屋さんの近くになにか面白そうなところはないだろうか、と調べると、不思議な場所をみつけてしまった。
醤油画資料館と四谷シモン人形館である。
おそるおそる向かったのだが、とても興味深い場所だったので、ぜひおすすめしたい。
醤油画資料館と人形館は隣同士で、醤油画資料館のチケットは人形館でお買い求めくださいとのこと。なんかよくわからんので、とりあえず向かうことにした。

時間が早すぎたのだろうか。シャッターのしまりすぎている商店街に突然現る、重要文化財的な佇まいの建物。

ひええ、ここが醤油画資料館のようだ。だが受付はここではないらしい。案内に沿って右脇の道を入ると

この門構えですよ。こここここであってる?となりながらも迷い込みました。この不思議な空間に。

本当にここか?
というか今日やってる?
人形館の扉の前で躊躇っていると、どうぞお入りになって〜と女性が扉を開いてくれた。
そして扉を開くとそこには大きな男性の人形がいらっしゃったのでした…。
うどん県旅行記・1
どこか遠くに行きたい。1人でぶらぶらしたい。非日常のなかで風の向くまま気の向くまま、好き勝手したい。朝、会社にいく電車のなかでよく、そんなことを思う。
うすらぼんやりとしたその気持ちの解像度をぐんっと上げたのが、サンライズの存在だった。
夜、東京駅を出発して朝、目的地に着く。
コンパクトな個室に大きな窓。眠るための列車。
そんな乗り物に乗って旅をはじめられたら、どんなに良いだろう。
行こう!と決意してから半年、ようやく叶えられたので、久しぶりに旅の記録をつけようと思う。
この度、サンライズ瀬戸に乗ってうどん県に行った。出雲という選択肢もあったが、四国に行ってみたかったのと、うどんが食べたかったので今回は瀬戸にした。結果、とてもよかった。
出雲にも今度行きたいな。またサンライズで。
旅の目的は以下。
・サンライズに乗る
・サンライズでお酒を飲む
・うどんをたべる
・鬼ヶ島に行く
サンライズは1ヶ月前に予約をしたのにほとんどノープランで当日を迎えた。
木曜日の夜の列車を予約したので、平日の夕方東京駅へと向かう。途中の新宿で夜ご飯を済ませた。なんか、行ったことのないところに入りたいと思いぐるぐる歩いて、いざ!駅の立ち食い寿司屋に入った。
立ち食い寿司屋。ソロ活割と上級者な私でもちょい躊躇うような場所だ。
あじ!とか、ほたて!とか、声を張り上げて注文せねばならないのだろうか。いけるだろうか。
意を決して暖簾をくぐるとみんな立っている。そりゃそうだ立ち食い寿司だものな。そこのカウンターで、と店員さんに案内されると、バーコードが。それで注文してください、とのこと。
あ、なんだ、と拍子抜けしてしまったが、リラックスして食事ができた。まわりは大半がサラリーマン風のおじさんだった。
カウンターの前に笹の葉とガリが置かれる。
まずは中瓶と鯵といかの醤油漬けを頼み、それからえんがわやサーモンを頼んだ。

お寿司を立ちながら食べたのははじめてだったが、とても良い時間だった。お腹が満たされたので最後はあおさの味噌汁でしめて店を出て、いよいよ東京駅に向かった。
東京、ものすごい人。
サンライズ瀬戸は、新幹線乗り場から乗るのかなと勝手に思っていたが、東海道線のホームから乗るのだった。
この日はたまたま出雲が運休で瀬戸オンリーの日。この表示はもしかしたら珍しいのかもしれない。

ほほお、と思いながら飲み物と相棒を手に入れた。
相棒とは。
私のリュックのチャックの持ち手が取れてしまったので、そこにくっつけるキーホルダー的なものが欲しかったのだ。
今回の旅、相棒のおかげでチャックの開け閉めはスムーズだった。お迎えしてよかった。
なんのキャラクターだかわからないが、可愛い。
相棒との出会いにほくほくしつつ、さて、そろそろだなとホームに向かえば、ちょうど私のサンライズがやってきたところだった。
まあるい車体。大きな窓。
せっかくなので正面から、ととりにいったりした。

すぐに扉があいて乗車がはじまった。
いざ中へ!
サンライズにはいくつか部屋の種類がある。私が選んだのはソロ。個室では1番狭い部屋とのことだが、私はソロがよかった。名前も好きだし狭いところが好きだ。余分なスペースなどいらない。寝台列車だ。寝られればいいのだ。ソロは上と下に分かれていて、今回私は下の部屋だった。

必要最小限の空間。眠るための場所。まくらと薄手の掛け布団、パジャマがおかれている。
とりあえずまずは先ほどお迎えした相棒を


リュックのチャックにつけるなどしつつ、窓際に飲み物とおつまみを並べるなどをした。

良い。あまりにも良い。個室はいい。この狭さも良い。私の場所、という感じがする。
ホームにいる人たちには丸見えなんだろうがそんなことはどうでもよい。
私はこれから旅にでるのだ!寝台特急で!
びば!人生!これが人生!

という感じで、出発した。
列車が動くと外は東京の夜景。車掌さんにチケットを見せてからは外の景色を眺めながらビールを飲んだ。
ビールはテンションが上がり買いすぎてしまったのだが、ここに冷蔵庫なんてない。早く飲まねば温くなってしまうぞと、なぞの使命感で流し込み、熱海に着く頃には良い感じに眠くなった。
そそくさとトイレをすませ横になる。
そういえば明日の予定をサンライズのなかでたてようと思っていたな、と思いながらも、気付けば健やかに眠りに落ちていた。
ロンドン旅行記最終日
祖父の訃報を受け帰国後すぐに富山に向かう必要ができた。複雑な気持ちで迎えた朝。
起きたのは4:45。超早起き。始発の地下鉄に乗って空港を目指す。
おそろしく重くなったスーツケースを引っ張ったり持ち上げたりしながらフロントへ。たくさんありがとうを伝えて地下鉄の駅へ向かった。ほんと良いホテルだった。またロンドンに来る時も同じホテルに泊まりたいな。

早朝のロンドンは秋みたい。爽やかな空気の中ごろごろとスーツケースを転がす。

改めてお世話になったアールズコート駅をみる。毎日ここから色んな場所に向かった。空港寄りにあるのにロンドン市内の観光地へは30分以内で行かれるアクセスの良さには大変助けられた。

最終日なのでむやみやたらと写真を撮りがちである。この地下鉄のロゴもレトロで可愛くて好きだったな。線によって色の組み合わせが変わったりしておしゃれな上にわかりやすかった。

鉄道オタク的な写真も撮ったり

ほとんどだれも乗ってない車内の様子などもおさめたりした。
しばらくすると大きなスーツケースを持った人々で車内はいっぱいになった。旅行のおわり。でも感傷に浸っている暇などなく正直出国が1番緊張した。
空港に着いてまずはチケットの発行から。セルフ。機械にパスポートをかざすも絶対に搭乗券じゃない紙が出てくる。うそーん。なんでー。
人にききたいが、係の人などいない。機械と私。私と機械だ。何度か試してやっと搭乗券が出てきた。なんなんだー。なんなんだいったいー。
次に預け入れ荷物の手続き。こちらも驚くべきことにセルフだ。しかも朝早いからか全然空いてない。並ぶところに人係りの人が1人だけいて基本的にパスポートと搭乗券のチェックのみを行っている。
前の人がやるのを真剣に眺めていたがみんなあたふたでめちゃくちゃで荷物が流れなかったり機械が変な音を立てていたりして大変そうだった。
1人だけしかいない係りの人は何か起こっても自発的には動かず呼ばれてはじめて面倒臭そうにそちらに向かう。そして私じゃわからない的なことを言い誰かを呼びにどこかに行ってしまったりして要するに恐ろしく回転が悪かった。
これは時間に余裕を持っていないと大変だ。
ようやくセルフの預け入れ機械とご対面。
台の上にスーツケースを乗せると22.7キロだった。預け入れ荷物の上限は23キロ。ふいー。
出てきた細長いタグを自分で付けて送り出すとなんともいえないひと仕事終えたかのような達成感を味わえた。
この調子だとおそろしく時間がかかりそうだぞということで手荷物検査もとっととすませることにする。チェックの列もカオスで夫婦で奥さんの方だけなぜか搭乗券かざしてもゲートが開かないとかでおーまいがーって言ったりしていた。明らかに人の配置がおかしいヒースロー。ストライキは成功したというのに。朝早くから働く人少ないんだろうな。
ゲートのなかに入ると人人人で、こちらもやばそう。イギリスの手荷物検査はとても厳しい。
職員の人が叫んでいる。
化粧品とかは全部この透明な袋に入れてね!!
私はやばそうなものは全てスーツケースに投入してきたので涼しい顔をして手荷物を預けたんだけど、怪しい、英語のわからなそうなアジア人の登場に職員のお兄さんはフォーカスをあて。
きみ!大丈夫?リップとか、化粧水とかハンドクリームとか入ってない?!とめっちゃきいてくる。
私の手荷物にはチョコレート(お土産)しか入っていなかったので、オンリーチョコレート、センキューといって検査へ。くーるやん。
手荷物は預けられてから左右に仕分けをされる。
右は要確認(つまりカバンの中身を開け中をいちいち確認するめっちゃ時間のかかりそうな上に手荷物検査に引っかかったあわれなる人びとの長蛇の列に並ぶ運命)左はお咎めなし。
9割くらいが右に行くので笑ってしまった。荷物が右に行くたびにおーまいが、と人々はいう。
もちろんオンリーチョコレートの私はお咎めなし。いやーよかったよかった。謎の優越感に浸りながらフリータイムへ。
ヒースロー空港はとても広くて免税店がたくさんあった。お土産はこれでもか、というほど買ったんだけど一通り見て回る。
地下鉄のロゴのキーホルダーを父に大きなシールを自分用に買った(父はあげたときいらなそうにしていたのに本当に鍵につけて大事に使ってくれていた、絶対好きだと思ったんだよなー地下鉄のロゴ)旅行記のノートに貼ろうと思う。
あとは水を2本。

ハリポタのお店もあるのだなあなどと思いながらも常に気になるのは掲示板。
なんでも搭乗口によっては空港内で電車に乗ったりしなければならないくらい遠いところにあるらしいの。私の飛行機は搭乗口の表示がなかなかされずドキドキした。
幸い電車に乗らなくても良い、めっちゃ近い搭乗口だと案内されよかたよかた。搭乗口に行くとひさかたぶりの日本語がきこえてきて安心する。なんとなくわかるのと確実にわかるのって違うよな。
帰りもブリティッシュエアウェイズでした。

旅行記を書こうとノートをポケットに突っ込み。

いざ。日本へ。
帰りは英語に慣れて良い気になっていたので

軽食と共にビールを2本もらいご飯の時にもビールを2本貰うなどして半ば酔っ払いながら過ごしました。飲みきれなくて持って帰った。

ご飯は謎のパスタ。

こちらは朝ごはん。ブリティッシュブレックファースト。
旅行記を書き、眠くなったら寝て、また旅行記を書きみたいな過ごし方をした。帰りは勝手にイヤホンを引っこ抜いたり椅子を戻したりする搭乗員はなく、あれはデフォルトではなかったのだと思った。

日本に着いた時は安心感とともに行きたいところに行けたんだという達成感、やり切ったという満足感を感じた。
遊びに行っただけなんだけれども、英語のできない私からするとなかなか勇気のいることだった。私って1人でいろんなところにいけるんだなという、自分に対する評価が上がりました。
この旅は私の人生のなかではなかなかの底辺にいるときに実施したことで、具体的にいうと、仕事もなく、お金もなく、彼氏とは良い感じではなく私という人間のことをあまり信じられない状態にいた。
でも私は1人でも楽しめるしどこにでも行ける!やりたいことはなんでもやろう!
人生は思ったより楽しい!
と思いなおした。旅って良いものだなと改めて。
また40になったら1人でロンドンに行きたいなと思う。10年後の私は何を思うのだろうか。
あんまり変わってはないだろうけど、少しは英語がわかるようになっているといいな。
羽田についたあとはスーツケースを受け取り電車で帰った。気が抜けたのか、京急線の切符をなくすなどしながらもお家に帰る。シャワーを浴びて1時間後にはまた母と妹夫婦と東京駅へ。富山行きの新幹線に乗った話は気が向いたら書こう。
兎にも角にも無事に帰ってこられてよかった。
そして思いの外、面白かったな。
ロンドン旅行記はこれでおしまい。


