4月某日

ここのところ概ね7時前後に起床。

消化試合のような面接を受けるのをやめることにしたので自由な時間ができるようになった。

エージェント的には沢山受けさせたかったんだろうけど企業にとっても私にとっても時間の無駄。お互いのためにいくないのでびゃびゃっと断った。すっきりしたー。

エージェントと話をして気付いたのがやっぱり話が長いのは良くないなということだ。

人にとって話をきかされている時間てのはストレスだもんな。必要最小限の情報でいい。

あと自分の見解を話すぎるのもよくない。きかれてもないのに話続けてしまう人はやっぱり少しうざいよなと思った。

また働くようになったら気をつけよう。

 

そんなこんなで一旦転職活動は終わりということにした。面接で面接官に片っ端からおすすめの本なんかきいたりしていたので読んでみたい本が増えてよかった。

 

そんなこんなで最近は妹の家事諸々代行業をはじめたり免許更新したり犬の散歩をしたり10辛のスープカレーを食べたり(おそろしく辛かったけどおいしかった)

 

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脱毛に行ったり(おそろしく痛かった)ボクシングをしたりなんかして生きている。

今日は筍が届くのを待っている。早くこいこい筍こいこい。

4月某日

7時起床。近くのスタバでコーヒーを飲みながら現状の整理とやる事の進捗具合を確認した。

仕事を辞めた当初、あれもこれもとやりたいことが沢山あったのに面接やら手続きやらに追われて殆ど手をつけられていない。私はつい目先の事を優先してしまうんだな。あとマストの事。ウォントはほんと後回し。1日の使い方見直す必要がありそうだな。

 

9時に友達と待ち合わせして江ノ島に向かった。雨予報だったのが晴れていて海をみたら気持ちよくてテンションが上がった。

見晴らしのいい江ノ島の上の方にあるご飯屋さんへ向かい生しらす丼とビールをいただく。

職についていた時にもよく1人で思い立って有給をとり江ノ島に行ってビールを飲んだものである。青い空ときらきらした海と金色の冷えたビール。すっきりした気持ちになってリフレッシュにもってこいだった。

今はリフレッシュもくそもストレスが全くない状態なのでさらに気持ちよくおいしくビールを飲んだ。

 

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ご飯を食べているときは素晴らしく晴れていたのに少しずつ雲行きが怪しくなりぽつぽつきたのでおまんじゅう屋さんに入った。ら、ざーざー降りになったのでびっくり。夏みたい。

でも雨が降ったことでさらに空気がすっきりした。緑も雨を喜んでいた。

友達と遊びに行けてよかった。平日に自由に動けるのはまさしく醍醐味。

 

4月某日

7時半起床。珈琲を飲みながらついていたサンデーモーニングを消した。日曜日の朝にもっとも観たくない番組といっても過言ではない。司会の男性の話し方が好きではないしスポーツコーナーの喝というのが更に不快である。ショッキングな事件が起これば起こるほど盛り上がるところも。

情報というのは与えられるものではなく、自分からとりに行くものだと思う。だから基本的にテレビは好きじゃない。

とにかく朝からあまり機嫌が良くなくてボクシングに1時間ほど行きなんとかすっきりした。

機嫌が悪い原因はわかっていて、でもそれを原因だと認識することが嫌だったんだと思う。何ともない顔をしていたかったし余裕が欲しかった。でも私は案外と子どもっぽく捻くれていて素直じゃないんだな。やれやれ。

 

家に帰ってムーミンのアニメを観た。ムーミントロールにもいろいろな考えや葛藤がある。ムーミンは見た目は可愛らしいが哲学的な話だと思ってしげしげと観入ってしまった。自由ってなんだろうな。

午後晴れてきたのでぶりの散歩へ。歩きたくなさそー。マスクを外して歩いたらあちこちから良い匂いがした。つつじと藤の花が見事だった。f:id:nusyoku:20230417081639j:image

向こうから暗い雲がやってきたので早足。

大粒の雨がぽつぽつする頃には家の近くにいたのでよかった。

天気も不安定だし私も不安定。そんな日もある。

4月某日

朝起きようとしたら犬がやってきて二度寝しよ!と誘ってきたのでそのまま再び寝てしまった。10時半起床。

冷めた珈琲を飲みながら外の雨を眺めていたらテレビに衝撃的な映像がうつった。治安の悪さを改めて感じた。とんでもないよ、本当。

ボクシングの時間になったので1時間ほど殴る蹴るを繰り返す。頭の中がすっきりしていい。

家に帰ってお風呂に1時間くらいつかった。江國香織の彼女たちの場合はを読む。彼女の作品にたまに出てくる魚のスープの美味しそうなことといったら。炭酸水をがぶ飲みしながら思いを馳せた。

夕飯を食べてベッドの上でごろごろしながら現状について考える。先週と今週の選考を経て3つの会社から内定をいただいている。それぞれ回答期限が決まっており判断をしなければならない。どれか選ぶかそれともまだ続けるのか。悩ましいところ。前回の転職活動のときとは少し違って私も選べる立場にあるんだなと思う。商談慣れしてるからか面接もリラックスして受けられるし。ある程度前職で頑張ってよかったな。

転職活動は思ったより楽しくて毎回得るものがある。色々な会社の色々な立場の人と話せるのがいい。その人の考えとか目指していることとかを沢山きける機会ってなかなか無いよな。読んでる本とか目指している資格とかもきくと面白い。色んな人がいる。当たり前だけれど。

んで、どうするんだ。どうしたいんだ。

自分の人生だ。自分で選ぼう。選べるって幸せなことだよ。心から思う。

4月某日

気付いたら1週間経っていた。驚き。

今週はボクシングに行ってムーミンバレーパークに行って面接をして面接をしてボクシングに行ってボクシングに行った。なんの変哲もない緩やかな毎日。

素晴らしい。1日が5日になるような感覚。

 

特筆すべきはやはりムーミンバレーパークかな。

ぽんぴんぱんぺこりんしゃんにょろりんこ

お、ま、じーないのことば、ことば♪

ぽんぴんぱんぺこりんしゃんにょろりんこ

ありさー、まりさくらりっさ♪

 

良いお天気で湖と新緑がきらきら輝いていた。きいたことのない鳥の声がして花壇やあちこちに色とりどりの花が植えられていた。

 

ムーミンの仲間たちが気ままに園内を散歩していたり犬たちも楽しく園内を散歩していたり普通にお酒が飲める環境だったり、と個人的に嬉しいことづくしだった。また行きたい。ムーミン谷で飲むビールは格別だった。

 

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4月某日

7時半起床。おそろしく眠かったが何とか起きてボクシングに行く。1時間で大体500カロリーほど消費することがわかった。

シャワーを浴びて上野に向かいニュルンベルクのマイスタージンガーに行った。15時に始まり30分の休憩を2回挟んで20時半頃に終わった。

春にやってるいつものコンサート形式のやつだったがとてもよかった。まだやってたんだなワーグナーも。マイスタージンガーは本当にストーリーが明るくてわかりやすいのでうんざりしないし登場人物もみんな魅力的。だから全然疲れなかった。同じワーグナーでも例えばトリスタンとイゾルデとかだともう本当にうんざりして息苦しくなってしまうしリングにいたっては壮大すぎて疲労困憊になり帰る気力を失う。1番好きだけど。

まあだから本当にマイスタージンガーは良い。話もシンプルだ。簡単にいうと、歌合戦で花婿を決めることになったお嬢様に一目惚れした騎士が靴職人ハンス・ザックスの手を借りながら歌合戦で優勝する話。この作品が作られた時代の背景やワーグナーが意図した事を鑑みると気分が悪くなるので最近は一旦そこらへんは脇に置いておき、純粋に音楽とストーリーを楽しむことにしている。

個人的にマイスタージンガーという作品が面白いかどうかはベックメッサーに全てがかかっていると思うが、今回のベックメッサーはどこをとってもどこまでもベックメッサーで素晴らしく良いベックメッサーだった。世界中でベックメッサーをやっている人のようだ。なるほど、当たり役だなと思った。1人だけコンサート形式じゃなかったところも嬉しかった。ばんばん動いて演技してたし。譜面台は使わないし。椅子ひっくり返しちゃうし。ベックメッサーは真面目で不器用で悪い事は人のせいにしてしまう。でも今日の歌手の人はそんな彼のことを好きなんじゃないかなと思う。そんな感じがした。

また久しぶりにみると改めてザックスの激渋イケオジみはなかなかだなと思った。個人的にオペラに出てくるイケオジランキングトップ5には入ると思う。弁えてるところが良いよな。私だって後妻になりたいわーあんなん。

しかしながら音楽というのはすごい。一気に上野からドイツに行けたものな。本当にぐわっとニュルンベルクに行ってしまえるんだからすごい力である。圧倒的にドイツビールが飲みたくなるしザワークラウトとじゃがいもと腸詰が食べたくなる。そんなシーンはないんだけどね。

良い音楽であった。

4月某日

7時起床。コーヒーを飲みながらアマプラで配信が始まったトーベ!を観る。見るからに度数の高そうな透明な酒を小さなグラスでくいっくいっと飲むシーンがとても印象的だった。

 

午後、心を洗いに数ヶ月前から予約していた温泉へ。チェックイン後、露天風呂に入り内風呂に入り岩盤浴に入り部屋の風呂に入りご飯を食べ酒を飲み部屋の風呂に入って酒を飲み部屋の風呂に入って寝て露天風呂に入って朝ごはんを食べ部屋の風呂に入ってチェックアウトした。源泉かけ流しの温泉が素晴らしかった。そして若葉の黄緑が綺麗だった。古い建物なのに驚くほど静かで雨音をずっと聴いていると心が平らになだらかになるような気がした。朝はすっきりと晴れていてこれまた爽やか。深呼吸を何度でもした。2度目の宿泊だったけど、またぜひ来たいなと思った。

なんだか魂がつやつやになった気がする。

例えるならあのパイレーツオブカリビアンに出てくる義眼の海賊の目のような感じで、ぽんと魂を取り出して丸洗いして汚れを全て落としてから磨いて暖かな日光で乾かしたような、そんな感じ。

ご飯をもりもりもりもり食べたのも久しぶりだ。

温泉宿の炊き立てご飯は素晴らしく美味しい。気付けば朝晩2杯も3杯もおかわりをしお櫃を綺麗に空にしていたので、慌てて夕方ボクシングに行って汗を流した。

 

とにかくとても良かった。